家を買おうとした時、「注文住宅」「分譲住宅」どちらを選べばよいのか迷われる方は多いのではないでしょうか？
住宅展示場へ足を運んだり、パンフレットを集めたり情報収集をすることは大切ですが、情報が多くなると検討するのに時間がかかります。「注文住宅」「分譲住宅」では特徴が大きく違っているため、まずはどちらが自分に合っているかを検討して、自分に合った情報を集めることが大切です。

今回は「分譲住宅」につてご紹介します。
「分譲住宅」とは、不動産会社や、ハウスメーカーが買い取った広い土地に、複数の住宅を建てて、販売している家のことを指します。
どんな特徴があるのでしょうか。

１，分譲住宅を買うメリット

●実際に確認してから購入できる
2次元の平面や展開図だけでは、細かい収まりや仕様などをイメージしにくいものです。日当たりなど、図面だけでは分かりにくい部分を実際に目で見て確認出来るのは大きなポイントです。

● 購入価格が比較的低価格の物が多い
分譲住宅は価格がお手頃なものが多く、価格がはっきりとしているので、予算を組みやすくなります。費用が把握できると、ローンの返済計画や必要経費の準備がしやすくなります。

● 購入したら即入居できる
既に建っている住宅を購入するので、気に入った家が見つかり購入すれば、すぐに入居することが出来ます。

２，分譲住宅を買うデメリット

● 間取りや外観が変更できない
間取りや内装、外装は既に決まっているため、周りと似たような間取り、仕様、外観になっており、自分の希望に合わせて変更が出来ません。せっかく家を買うなら自分好みにしたいと考えている方には向きません。

● 郊外に建っている場合が多い
大型の分譲住宅は、畑や田んぼだった土地を区画整備していることが多く、街中から少し離れた場所に建っている傾向があります。
大規模な分譲住宅は、スーパーや病院といった施設も建築されることもあるため、一概に生活が不便というわけではありませんが、公共交通機関の情報や、必要な施設が近くにあるのかなど周辺環境の確認が必要です。

まとめ

「分譲住宅」は、比較的安価の家を、実際に出来ているものを確認したうえで購入でき、購入したら即入居が可能です。内装や外観などは決まっているため変更ができません。
ですので、あまりこだわりを持っていない方や短期間で家を購入したい方に向いています。
家を買うのは一生に一度あるかないかの大きな買い物で、家を建てた後もずっと使い続けるものですので、自分に合った間取りや仕様を取り入れたいという方は「注文住宅」を検討されるとよいでしょう。