関西エリアで住みたい街ランキングの上位にランクすることが多い「阪神間エリア」 ですが、何といっても公共交通機関の利便性が高く、大阪や神戸へのアクセスがしやすいという点が老若男女問わず人気の理由の一つです。

今回は、そんな魅力が沢山詰まった阪神間エリアの魅力をご紹介します。

１，阪神間に含まれるエリア

阪神間という言葉はよく耳にしますが、具体的にどのあたりのことを指しているのでしょうか？
実は、兵庫県の地域区分でいう阪神間と情報誌や居住エリアなどで使われる阪神間とでは指す地域に違いがあるんです。 兵庫県の地域区分では芦屋市・西宮市・尼崎・伊丹市・宝塚市・川西市・三田市が阪神間と定義されていますが、情報誌や居住エリアで使用される阪神間とは、西宮市、芦屋市、神戸市東灘区、灘区辺りのことを指し、尼崎市や伊丹市を含む場合もあります。 これからお話する阪神間エリアは、後者の情報誌や居住エリアで使用されているエリアになります。

２，阪神間の特徴

■ 自然豊かな地域
阪神間は北は山、南は海に囲まれた東西に長い市街地となっており、市街地から比較的短時間でハイキングコースや海辺へアクセスできる自然豊かな地域です。市街地と自然のバランスが取れたエリアが多く、子育てがしやすく、老若男女問わず人気があるエリアが集まっています。

南北にまたがって芦屋川、夙川など大きな川が流れており、川沿いが桜並木になっており、特に夙川河川敷緑地は全国桜の名所100選にも選ばれ、春は桜が咲き誇り多くのお花見客でにぎわいます。

■ 南北間を並行して３路線走っている
南北間を、北側から阪急電車、JR、阪神電車の順で電車が並行して走っています。
JR摂津本山駅～阪急岡本駅付近など場所によっては2路線が徒歩圏内になる便利な立地があり、利便性の良さからとても人気のエリアとなっています。
そうした人気エリアは地価も高くなり高級住宅街となっていることが多いです。

■ 南向きの傾斜面
阪神間は、北側が山になっているためエリア全体が南に向いた傾斜面になっており、日当たりの良い住宅街が多くなっています。
山側へ行くほど、見晴らしがよく地価が高くなる傾向にあります。

■ 治安がよい
阪神間は文教地区に指定されているエリアが多く、パチンコ店やスナックが比較的少ないエリアです。
特に山側へ行くと高級住宅が広がっており、全体的に治安がとても良い地域です。

■ スイーツ店・パン屋が多い
阪神間はスイーツ店・パン屋が多いため、切磋琢磨されハイレベルなお店が集まっています。
特に芦屋から夙川エリアは、平日でも行列になり、午前中には品物が売り切れてしまうお店がひしめく激戦区です。
こんなエリアに住んでいると、散歩がてらにおいしいスイーツやパンを買いに行けるので、毎日の生活が楽しくなりそうですね♪

阪神間は利便性はもちろん、自然、治安、教育環境など、ずっと暮らしたいと思える魅力が集まったエリアです。
若い世代だけではなく、老後も安心して暮らせる環境が整っているということが、長い間、住みたい街ランキングの上位をキープしている理由ではないでしょうか。