ロボット掃除機を導入されているご家庭が増えましたね。
家づくりにおいても「ロボット掃除機の基地(収納スペース)」をご要望いただくことも多くなってきました。

現在従来型の掃除機を使われている方は「これで十分よ！」「何がそんなに良いの？」と思われているでしょう。
たしかにロボット掃除機にもデメリットがあるんです！

今回の記事では【ロボット掃除機が人気の理由】【ロボット掃除機のデメリット】
【ロボット掃除機のための間取り】についてお届けします。
ぜひお家に必要かどうか考えてみてくださいね！

■ ロボット掃除機が人気の理由

2000年代前半にすでに登場していたロボット掃除機。
20年かけて進化して様々な機能タイプが発売されています。

メリット1 家事の負担が軽減する！

家族が生活を送るおうちは、毎日掃除しても見る見る汚れていきます！忙しい日々の中で重たい掃除機を持って家の中を行ったり来たりするのは本当に大変ですよね…
マイホームを建てた際には、以前よりも家が広くなりますので掃除面積が増えます。

そんなとき掃除機ロボットは、あらかじめ設定さえしておけば、勝手に掃除をしてくれるんです。
毎日の掃除機の手間が省けるだけでも時間のゆとりができるのでは？

メリット2 定期的に掃除してくれるので、部屋がいつもきれいに保たれる

小さなお子さまやペットのいるご家庭は掃除する回数も数え切れませんね。
ほこりやペットの毛が溜まっていくのは、健康にもよくありません。
ロボット掃除機は毎日定期的に掃除機がけを繰り返してくれるので、室内がきれいに保たれます。

メリット3 低く狭い場所の掃除もしてくれる

ベッドの下や家具の下。「腰をかがめながらの掃除機やワイパーがけが辛い…」という方も多いのでは？
ついつい後回しにしてホコリが溜まっていることも。ロボット掃除機は、家具下の掃除も得意！
種類によりますが、掃除機が約5〜12cmの高さなので、低い箇所にも楽々入って掃除をしてくれます。

■ ロボット掃除機のデメリット

デメリット1 段差を昇降できない

ロボット掃除機は階段を上り降りすることや、高い段差のある場所は連続で掃除することができません！
段差のある家で使いたい場合は、各箇所に掃除機を設置するか移動をさせる必要があります。
毎回移動するくらいなら自分で掃除する方が早いですよね！

デメリット2 床の上に小さなものは置けない

お子さんの小さなおもちゃやアクセサリーなどを床に置いたままにしておくと、
掃除機が吸い込んでしまい、故障の原因に。
たとえ故障しなくとも、掃除機の中から取り除くのが難しくなります。
掃除機稼働の前に、落とし物がないかチェックする必要がありますね！

デメリット3 掃除に時間がかかる

一部屋につき、10分〜20分程度の時間をかけて掃除をするロボット掃除機。
掃除機音が続くこと、掃除機が苦手なペットのストレスになることは考慮しておく必要があります。

機種によりますが、手頃なタイプでは部屋の隅が掃除できないこともあるようです。
普段はロボット掃除機に頼りながらも、従来型の掃除機を併用する方も多いです。

■ 掃除機ロボットを活用できる間取りや工夫

Point1 段差をなくす

ロボット掃除機は2cmまでの段差なら通ることができますが、フロア一面を段差のないフラットな間取りにすることが大切です。

Point2 ロボット掃除機の基地をつくる

家を建てたあとに、収納場所に困るという方多数！
あらかじめロボット掃除機を使用することを前提として基地をつくってあげましょう！
コンセントの配置なども変わってくるはず。

Point3 家具の配置に気をつけよう

造作家具の場合は、マドリニスト(設計士)がロボット掃除機のことを考えた上で設計します。
家具を設置する際には家具下に掃除機が入る隙間があるのか、幅を確保できるのか考慮する必要があります。

■ まとめ

ロボット掃除機をマイホームで使いたい場合は、ヒアリング時に設計士に一度ご相談ください。
掃除機の他にも、家事が楽になる間取りも併せてご提案させていただきます♪