新築住宅を購入したら、家具や家電も新しい家に合うものを購入したくなりますね。でも一式を買い替えるとなるとまとまった金額が必要です。
貯金を頭金に充ててしまい、家具家電が購入できない・・・と後悔しない為にも、現金をどの程度準備する必要があるのかしっかり計画することが大切です。
今回は、家具・家電にどの位金額を掛けるのか、家具を購入する際の注意点などをご紹介します。

新築購入時の家具・家電購入費用はいくら？

新築購入時の家具・家電購入費用の平均は「住宅取得に係る消費実態調査（2014年度）」によると150万程度のようです。この中には、カーポートや太陽光パネルなども含まれていますが、それを差し引いても100万前後になるのではないでしょうか。
住宅ローンなど新築を購入する際の資金計画は入念にするものですが、意外と家具・家電の購入費用は見落とされがちです。上記金額以外にも引っ越し費用などの諸経費もかかってきますので、そうした費用も含めて資金計画を立てることが重要です。

・住宅取得に係る消費実態調査について知りたい方はこちらをご覧ください
住宅取得に係る消費実態調査（2014 年度）

・家を建てる際の諸経費について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
土地購入から始める家づくり。初期費用にはどんなものがある？

家具・家電を購入する際の注意点

１，予算は決めておく

家の購入は高額な金額が動くため、金額が麻痺しがちです。新築の購入で舞い上がってしまい、必要以上のお金を使ってしまわないように予算を決めておくとよいでしょう。

２，購入するものに優先順位をつけよう

家具・家電は今あるものを活かしつつ、買い替え、追加するものなどの優先順位をつけましょう。
引っ越し前に揃えておきたいもの、引っ越し後様子をみて必要ならば購入するものを整理しておくと無駄遣いが減らせます。
エアコンなど工事を伴うものや冷蔵庫、洗濯機といった大型家電は引っ越し前に揃えておくと引っ越しがスムーズに進みます。
今あるものを買い替える場合は、リサイクルショップに売るのか、廃品で出すのか、その場合はどのくらいの費用が必要か、いつ出すのかなど調整が必要です。大型家電・家具は思い立ってすぐに捨てられるものではないので、引っ越し直前であわてないように早めに計画しましょう。

３，間取り図を見ながら家具配置を考えよう

引っ越し当日に新居に家具が入らない…というトラブルが起こらないように事前に間取り図を見ながら家具配置を考えてみましょう。意外と多いのが冷蔵庫、洗濯機といった大型家電が階段やドアを通らないといったケース。買い替えるとなると費用も日数もかかります。冷蔵庫、洗濯機は生活必需品ですので、こうしたトラブルが起こらないように事前に確認をしましょう。

まとめ

新築購入の際の家具・家電の購入価格の平均は100万程度です。頭金で貯金を使い果たしてしまわないように、家具家電の購入費も含めた資金計画を立てることが大切です。
間取り図を使って家具配置を考えると買い足さなければいけないものが事前に分かり、買う物の優先順位をつけやすくなるのでお勧めです。
無駄遣いを防いで快適な新生活を迎えられるように家具・家電を含めた資金計画をたてましょう。