家選びの際は、日当たりやよくや開放感があることは大きなポイントです。その為、角地は人気が高く、分譲地では角地から売れる傾向にあります。

今回は、角地のメリット・デメリットをご紹介します。家選びの際の参考になさってください。

１，角地とは？

角地とは、隣接する2つ以上の面が道路と接している土地のことを指し、開放感が生まれやすいため人気があります。
その為、土地の資産価値が高い傾向にあります。

２，角地のメリット

風通しが良く開放感が生まれやすい
２方向が道路に面しているため、両側に家が建っている物件よりも日当たりがよく、風通しもよくなります。
その為、開放感が生まれ明るく快適な住環境が整えやすくなります。

防犯性が高くなる
２方向の道路に面しているため、死角が少なく、人目に付きやすいので防犯性が高くなります。

間取りに自由度がある
２方向の道路に面しているため、駐車スペースや玄関を作る方向が選べレイアウトを比較的自由に組むことが出来ます。
また、両側に家が建っている物件よりも日光が差し込みやすくなるため、窓の高さやバルコニーの位置等も比較的自由に組み合わせる事が出来ます。

資産価値が高い
土地の条件により変わりますが、角地は、両側に家が建っている物件よりも日当たりや風通しがよく開放感があることから人気があり、資産価値が高くなります。

３，角地のデメリット

周囲の目線が気になることがある
２方向の道路に面している分、道路を行きかう人の視線が気になることがあります。
特に住宅密集地では、庭が広く取れない傾向にあり、道路との距離が短くなるため、より視線が気になってしまうことがあります。

そんな時は２階リビングにすると視線が気にならず、開放感を確保しつつ安心した生活が送れます。

建設費用が割高になることがある
角地は光が良く入る分、室内が熱くなってしまうことがあります。その為、断熱性能を高める家づくりが重要になりコストがかかる場合があります。
また、大きな道路に面している場合は、車の追突事故防止のためや周囲からの視線を遮るための外構工事にコストが掛かることもあります。

※近年は、家の断熱性能への関心が高まり、ローコストで断熱性能を高める工事が出来たり、標準仕様が断熱性能の高い家であることも多くなっています。

斜線制限に気を付ける
斜線制限とは、周囲の日当たりや風当りに配慮する為に、建物の高さに制限が設けられることをいいます。
特に角地では斜線制限が厳しい傾向にあり、３階建てが建てられないことがあります。
自分の理想の家が建てられるかどうか検討の上、購入することが大切です。

いかがでしたか。
角地は日当たり、風通しが良い傾向にあり資産価値が高いという魅力があります。その分購入費は高くなる傾向にあります。
角地に限らず、土地にはそれぞれメリット・デメリットがあります。ですが、同じ内容でも人によりメリットになったりデメリットになったりします。
まずは自分の理想を考え、自分に合った土地選びをすることが大切です。