お洒落なおうちに住みたい方は、ぜひ照明にもこだわってみましょう！
おうちの中では小さなパーツですが、その１つでインテリアの印象が変わります。
そもそも照明については考えたことがなかったという方も、マイホームに向けて照明計画をしてみるのはいかがでしょうか。

■ 照明はどんな種類がある？スタイルの異なる5種類をご紹介

照明の種類はたくさんあります。
機能性やデザイン性を考えていると、どの種類が家に合っているのか分からなくなりませんか？
今回は現代住宅に取り入れやすい5種類の照明をセレクトしてみました。
実例とともに比較しながらご覧ください。

□ 【機能性重視の方向け】シーリングライト

天井に直接取り付ける照明です。
お部屋全体を満遍なく照らすことができるため、一つの照明で全体を明るくしたい場合にはシーリングライトがおすすめです。

ただ全体的に明るくなってしまうということや、デザイン性を考えるとお洒落さには欠けてしまうかもしれません。

□ 【シンプル空間向け】ダウンライト

天井に埋め込む小型の照明です。
スポット的に照明下を照らすものや、広範囲を照らすタイプがあります。
天井に埋め込まれているため照明の存在感は少なく、空間を広くみせることができます。

他の照明と比較すると取り外し、設置が少々難しいところが難点でしょう。
また、照明の種類を変えたい時にはリフォームが必要となります。

□ 【料理が映える】ペンダントライト

天井から吊り下げるタイプの照明です。
照明の位置が他タイプに比べて低くなります。より光の範囲は狭くなり、スポット的に照らすイメージです。
テーブル上にペンダントライトを設置する場合、光のコントラストによって料理が映えます。
ペンダントライトはインテリア要素の高い照明としても知られ、空間のアクセントにもなります。

部屋全体を明るく照らすことができないため、ペンダントライトのみでは暗くなる箇所があります。
機能性を高めるなら、ペンダントライト＋ダウンライトを組み合わせて設置しましょう！

□ 【落ち着きある空間に】間接照明

壁や天井に向けて光を当てて、その反射光で空間を明るく照らすタイプの照明です。
直接光が当たらないので、眩しさを抑えられるため寝室によく用いられます。
柔らかい光でリラックスできます。

明るい光が必要な場合には不向きな照明です。設置場所によっては掃除や電球の交換が難しいこともあります。

□ 【インテリアとして楽しむ】スタンドライト

床や家具上に設置するタイプの自立照明です。
プラグを挿せば点灯可能なので、インテリアのように自分で好きな場所に配置することができます。
照明を下に向ければ、スポットライトに。照明を壁に向ければ、間接照明にも変わります。

明るさが必要なときにはシーリングライトやダウンライトで過ごし、落ち着きたいときにはスタンドライトのみを点灯するのも良いですね。

スタンドライトを設置したい位置に、コンセントが必要になります。

■ 戸建てに照明にかかる費用の目安

照明の種類やメーカーによっても費用は変動しますが、一般的な個人住宅で約3030万円〜を目安に考えておきましょう。会社によっては別途工事費用などがかかることもあります。

Q. 施主支給にしたら安くなるんじゃない？

施主支給とは自分で購入したものを持ち込み、取り付けをお願いすることです。

ネットで購入してできるだけ安く済ませたいという方は、施主支給にすれば費用を抑えられることもあります。
また、特に照明にこだわりが強い方は施主支給にしたほうが良い場合も。
どちらにしても、自己責任で【納得したものを、納得した金額で購入できる】ことに施主支給のメリットがあります。

しかし、ハウスメーカーや工務店によっては施主支給に対応していないこともあります。
さらに照明器具の破損があったとしても補償の対象外となり、そもそも照明が合わず取り付けが不可能ということも有り得るのでご注意を！

■ まとめ

本日ご紹介したことをもとに、住まいに必要な【機能性】【デザイン性】と【費用】を比較しながら
照明計画をしましょう！
まずは設置したい照明イメージを持った上で、担当設計士に相談することから始めると良いですね。