■セセラの家 本社
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建物を購入する際によく見かけるのが「耐震等級」です。耐震等級とは家の強度を表す指標の一つであり1〜3までの3段階の等級に分かれています。
耐震等級1は建築基準法の耐震性能を満たす水準で、耐震等級2は等級1で想定される地震の1.25倍の地震が起きても耐えられる水準、耐震等級3は等級1で想定される1.5倍の地震が起きても耐えられる水準です。
木造には軸組工法と壁式工法に分かれており、工法により耐震性を確保する方法が違ってきます。
軸組工法の耐震性
軸組工法の中でも昔から使われているのが在来軸組工法です。土台・柱・梁を組み合わせて建てる工法で比較的家の重量が軽く、地盤に負担をかけにくいという特徴があります。
柱間に筋交いを入れたり構造用合板を用いることで耐震性能を確保しています。
壁式工法の耐震性
壁式工法は2×4(ツーバイフォー工法)と呼ばれており、現在一番よく使われている工法です。2cm×4cmの角材で作った枠に構造合板などを打ち付けて壁や床を構成していく工法です。壁が体力壁になっているので、バランスよく配置することで建物全体にかかる荷重を分散させ、揺れを最小限にとどめることが出来ます。
鉄筋コンクリート造は引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮力に強いコンクリートを一体化させて建物を支えています。建物に重量があるので、地震の際の揺れが大きくなりますが倒壊しにくい構造です。
一方、重量がある為、軟弱な地盤に建てると家が傾いてしまうおそれがあるので、地盤調査はしっかりと行い地盤がゆるい場合は地盤改良を行う費用が必要になります。
木造の場合は、揺れを吸収する構造体を使用することで高い耐震性を維持しています。
鉄筋コンクリート造の場合は、鉄や鋼などの鉄筋部分が変形し、粘りが出るため地震によるエネルギーを吸収しています。
一般的には鉄筋コンクリート造のほうが耐震性能は高いとされていますが、現在では構造体次第で木造でも高い耐震性能を期待できます。
木造は鉄筋コンクリート造に比べて自由度の高い構造体を作れ、天井や部屋の隅に凹凸が出ないので狭小地や変形地に適しています。
防火地域に指定された場所で家を建てる場合は、防火性が高い鉄筋コンクリート造が適しています。
弊社では木造住宅を取扱っておりますが、耐震性にはこだわっており、耐震等級や制震ダインパーによりしっかりとお家を揺れから守る仕組みづくりをおこなっております。
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