■セセラの家 本社
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定休日:毎週水曜
家づくりの中で、多くの人が間取りやインテリアに目を向けがちですが、実は「外観デザイン」こそ、住まいの印象を大きく左右する重要な要素です。
外観は、毎日家に帰ってきたときに最初に目に入り、訪れる人にとってはその家の第一印象となります。
さらに、街並みにおいてもその家の存在感を示し、住む人のセンスや価値観を映し出す“顔”のようなものです。
外観デザインを美しく整えるには、さまざまな要素がありますが、その中でも特に大切なのが 「素材」「色」「バランス」 の3つです。
これらは互いに影響し合い、どれかひとつでも欠けると完成度が下がってしまいます。
この3つを意識して外観を考えることが、美しさを長く保つ秘訣になるのです。
外観の質感や雰囲気を最も直接的に伝えるのが「素材」です。
外壁や屋根、玄関扉、窓枠などにどの素材を選ぶかによって、家全体の印象は大きく変わります。
たとえば、天然木の外壁は温もりと自然な風合いを与え、時間とともに色合いが変化することで味わいが増していきます。
タイル張りは高級感と耐久性を兼ね備え、汚れや色褪せにも強いため、長く美しい外観を保ちやすい素材です。
一方、塗り壁は手仕事による柔らかい表情を持ち、光や影の映り方によって微妙にニュアンスを変える魅力があります。
素材選びは見た目だけでなく、メンテナンス性や耐久性、地域の気候との相性も重要です。
特に外壁や屋根は長年風雨にさらされるため、経年劣化を想定した選択が、住まいの品格を長く保つ秘訣となります。
同じ形状の家でも、色の選び方ひとつで印象は大きく変わります。
外観の色は、その家の「雰囲気」を決定づける要素であり、心理的な効果も持っています。
たとえば、白やアイボリーを基調にすると清潔感があり、明るく開放的な印象を与えます。
ダークグレーやネイビーは引き締まったモダンな雰囲気を演出し、重厚感を感じさせます。
また、玄関扉や窓枠、庇などにアクセントカラーを取り入れると、全体のデザインに個性とリズムが生まれます。
色選びでは、住宅単体だけでなく周囲の景観との調和も意識しましょう。
隣家や街並みとのバランスを考えることで、違和感のない美しい外観を実現できます。
また、光の当たり方や季節によって色の見え方が変わるため、サンプルを屋外で確認することも大切です。
外観の完成度を左右する最後の要素が「バランス」です。
どんなに高品質な素材や魅力的な色を選んでも、全体の調和が取れていなければ美しさは半減します。
バランスには、屋根や外壁の形状、窓の大きさと配置、素材の切り替え位置、色の面積比など、細かな要素が含まれます。
たとえば、上下で色を切り替える場合は、境界線の高さや位置が少し違うだけで、見た目の安定感が変わってしまいます。
また、窓の配置や形のリズムも、外観の美しさを決定づける重要なポイントです。
バランスは一見感覚的なものに思えますが、設計段階でしっかりと計算されていることが多いものです。
プロの視点を取り入れながら、家全体を引きで見たときに自然と「整って見える」状態を目指すことが大切です。
外観デザインは、単に見た目を飾るためのものではありません。
素材・色・バランスの3つを丁寧に組み合わせることで、年月を経ても誇れる住まいをつくることができます。
そしてその外観は、住む人にとって日々の暮らしに彩りと誇りを与え、訪れる人に好印象を残す、何よりの「我が家の表情」となるのです。
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