開放感あふれる空間づくり部屋を広く見せるにはどうしたらいいの?

家を建てるなら、明るく広々とした間取りにしたい、おしゃれでのびのびとした生活をしたいなど夢が膨らみますが、土地を探し始めると、都市部や人気エリアへ行くほど坪単価が高く、思っているような広さの土地を手に入れることが困難だと思う方が多いのではないでしょうか。
ですが、限られた敷地でも空間を上手に活用して「開放感」を出すことができれば、実際の間取りよりも広がりを感じることができ、快適な暮らしを叶えることができるんです。
今回は、開放感のある間取りづくりとはどうしたらよいのかをご紹介します。

部屋を広く見せるにはどうしたらいいの?

【 視界の遮りをなくす 】
スケルトン階段
スケルトン階段とは、蹴込み板(側面の板)がなく段板とささら桁だけで構成された階段のことをいいます。
側面の板がないことで、視界に遮りがなくなり、風通しがよく、日光を通してくれるので開放感が生れます。
階段の両端に壁が必要ないため、室内に設置することができ、存在感があるのでインテリアのアクセントとしての役割を果たしてくれます。
階段下に光が届き、圧迫感が少ないので、階段下をワークスペースや子供の遊び場とし有効活用できるのがうれしいポイントです。間口が狭く奥に長い間取りや住宅密集地で光が入りにくい物件などで取り入れると、より効果を発揮してくれます。

スケルトン階段を設置する際に気を付けたいこと
スケルトン階段は、強度の確保や設置費用にコストが掛かるため、一般的なボックス型階段よりも費用が高くなります。
小さなお子様がいる場合は落下のおそれやベビーゲートが設置しにくいという難点があるため安全対策をしっかり考える必要があります。
また、ペットがいるご家庭では、ペットが怖がって階段の上り下がりができなかったり、側面の隙間から落下するリスクがあるため、専用のネットを取り付けて落下防止対策が必要です。

【 一体感を出す 】
開放感を出すためには空間と空間の境界を曖昧にし一体感をだすことがポイントです。
例えば、廊下と室内を仕切る扉をガラス扉にすると、視界がぬけて廊下が室内と一体化するため空間が広く感じます。また、バルコニーへ出る窓を大きくとり、室内とバルコニーの床材の色や素材を類似のものにすることで室内と外の境界を曖昧にし、外の広がりを室内に取り込むことができます。
玄関など限られた空間では、窓を有効的に使うことで光を取り込み明るい空間になるとともに、外へと視界が抜けるので開放感を生み出すことができます。

ガラス扉や窓を設置する際に気を付けたいこと
ガラス扉はインテリア性が高く開放感がありますが、奥が見えるので設置場所を気を付ける必要があります。例えば、玄関からまっすく見える位置は玄関扉の開け閉めのたびに外部からの視線が気になることがあります。また、洗面室など生活感が出やすい場所は、中が見えない扉にするなど扉の使い分けをして空間にメリハリをつけるとよいでしょう。

窓が沢山あれば日光が入り明るい空間になりますが、断熱性が損なわれてしまいます。また防犯性やプライバシーの面でも劣ってしまいます。住宅密集地で光が入りにくいのであれば天井に近い位置に設置したり、玄関で外からの視線を回避しつつ明るさや開放感をだすのであれば低い位置に窓を設置するなど場所により位置や大きさを考える必要があります。

【 縦の広がりを出す 】
1,吹き抜け
吹き抜けは天井が高くなり、入口から入ったときに視界が開けるので開放感が出ます。また、高い位置に窓を設けることができるので、日光が差し込みやすく明るい印象になります。スケルトン階段と組み合わせると目線により動きがでて、インテリア性が増します。

2,勾配天井
勾配天井とは天井が斜めになっていることをいいます。天井が斜めになることで目線に動きがでて開放感が生れます。
勾配天井は、高低差があるため、高い位置と低い位置にそれぞれ窓を設けることで、風の通り道を作ることができ、日光が効果的に取り入れられるので心地の良い空間がつくりやすくなります。

吹き抜けや勾配天井を取り入れる際のポイント
吹き抜けは、上の階とつなげることで開放感を出すため、その分使用できる床面積が減ります。
勾配天井は斜めになっているため、上階があると作ることができません。平屋や2階LDKなどに設置できます。

開放感のある空間を作るポイントは、「視界の遮りをできるだけ減らす」・「部屋と部屋、部屋と外の境界線を曖昧にし一体感を生み出す」・「横だけではなく縦の広がりも意識する」・「日光を効果的に取り入れる」ことです。こうしたポイントを押さえると実際の平米数よりも広く感じ、開放感がある快適な家づくりができます。
開放感を出すポイント、ぜひ活用してみてください。

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