家の中でも季節や自然を感じられる空間設計の提案自然を感じる家づくり

家にいる時間が増えた今、住まいに求めるものはどんどん変化しています。
便利さや機能性だけでなく、「自然を感じながら、のびのびと暮らしたい」という想いを持つ人が増えているのをご存知でしょうか。

窓の外に広がる木々の緑、風を感じるウッドデッキ、そして素足のまま外と行き来できる土間空間…。
日常のなかに自然を取り込むことで、心身のリズムが整い、暮らしにゆとりが生まれます。

今回は、そんな「自然とつながる家づくり」を実現するための3つの視点について、工夫やアイデアをご紹介していきます。

自然を感じる家づくり

ー 景色も、インテリアのひとつに ー



「借景(しゃっけい)」とは、建物の外にある自然の景色を、家の空間に取り込んで楽しむという発想。
もともとは日本庭園の技法として知られていますが、現代の住宅においてもこの考え方は非常に有効です。

たとえば、家の裏手に広がる竹林や、隣家の庭の木々、小高い丘や空の広がりなど。
手を加えなくても“すでにそこにある景色“を活かすことで、室内にいながらも自然を身近に感じられます。

このとき重要になるのが、窓の「配置」「サイズ」「形」です。
単に大きな窓をつければ良いというわけではありません。

たとえば、南側に高い建物がある場合は、東や西の抜けを意識して窓を設けたり、あえて高い位置に細長く切り取った窓で空だけを見せたり。
あるいは、額縁のように景色を切り取る「ピクチャーウィンドウ」は、まるで一枚の絵画のように四季を楽しめる贅沢な演出になります。

また、季節によって変化する自然をどう切り取るかによって、家の表情も豊かに変化します。
春には芽吹き、夏には木漏れ日、秋には紅葉、冬には凛とした空気感…。
自然を取り込むことで、室内のインテリアも自然と心地よいものに変わっていきます。

ー 室内と外をつなぐ「中間領域」の魅力 -



リビングと庭をつなぐウッドデッキは、単なる通路でも、屋外スペースでもありません。
その魅力は、「中間領域」としての役割にあります。

たとえば、リビングと同じ高さにデッキを設けることで、まるで室内が屋外へと自然に広がっていくような感覚に。
晴れた日には窓を全開にして、ウッドデッキで朝食やティータイムを楽しんだり、子どもやペットが外で遊んでいる様子を眺めながら家事をしたり。
暮らしの中に「外に出る余白」が生まれるのです。

このウッドデッキをより快適な空間にするには、軒や庇(ひさし)を設けるのもポイント。
直射日光や雨を防ぎ、長時間くつろげる空間として活躍します。
また、ウッドデッキにグリーンや鉢植えを並べると、よりナチュラルな雰囲気に。
まるで自然と一体になった「第二のリビング」として機能します。

さらに近年では、BBQ・アウトドアキッチン・ハンモックなどを設置するケースも増えており、アウトドアとインテリアが融合した暮らしが注目されています。
外と中をゆるやかに繋ぐことで、日常がより豊かに、開放的になるのです。

ー 玄関やリビングに「自然との接点」を ー



現代の住まいにおいても、昔ながらの「土間」が再評価されているのをご存知でしょうか?
土間は、室内でもあり、外でもあるような曖昧な空間。
この"あいだ”のグラデーションこそが、自然と心地よくつながる秘密です。

たとえば、玄関土間を広めに設けると、ちょっと腰をかけて靴を脱ぐことができたり、観葉植物を並べて緑のエントランスを演出したり。
自転車やアウトドアグッズの収納場所としても活躍します。

また、土間をリビングと一体化させた「土間リビング」は、薪ストーブやDIYスペース、趣味の作業場としても人気。
床がフローリングでなくコンクリートやタイルなので、汚れや水濡れにも強く、自由度が高いのが魅力です。

たとえば庭から土間に直結させることで、農作業帰りやガーデニングのあとに気兼ねなく出入りできるなど、自然との接点が日常に溶け込みます。
「ただの通路」ではなく、自然と人を繋ぐハブのような空間として、土間は現代のライフスタイルにフィットしています。

自然を感じる暮らしとは、「森の中に住む」ような大げさなことではなく、
ほんの少しの工夫で、外とのつながりを意識することから始まります。

・周囲の景色を窓から取り込むこと
・屋内と屋外をウッドデッキで滑らかにつなぐこと
・そして、土間という曖昧な空間で自然と人との距離を近づけること

こうしたアイデアをひとつずつ取り入れることで、日々の暮らしが変わり始めます。
忙しい日常のなかでも、ふと外を眺めて深呼吸する瞬間。
太陽の光や風の流れを感じる時間。
それは、家の中にいながらも自然と共にある、かけがえのないひとときです。

あなたも、自然とつながる家づくり、はじめてみませんか?

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