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ソファの選び方ソファは置く？置かない？

新築やリフォームの際の家具の購入はワクワクしますが、部屋の雰囲気に合っているのか、間取りに見合ったものが選べているのかなど、悩むことも多いですね。
中でもソファは存在感があり、部屋の印象を決める家具の一つです。どんなものを置いたらよいのか、もしかしたら置かない方がよいのか...?

ソファは一度購入すると変更するのが難しいため、慎重に選びたいものです。
そこで今回は、ソファの選び方をご紹介します。

ソファの種類

【 L型ソファを置く】
L型はI型に比べて広い場所が必要です。1人暮らしやお子様がいないご家庭では、ソファが部屋の中で大きな面積を取っていても窮屈に感じにくいですが、ご家族の人数が増えるほど、歩き回る動線を確保しなければならないため、部屋の大きさに対するソファのサイズをしっかり考える必要があります。また、サイズ以外にも、部屋に圧迫感が出ないようにするポイントがあります。

■ 重心を低くする
ソファは高さがあるほど視線を遮り、圧迫感が出やすくなります。そのため、背もたれはなるべく低いものを選ぶと視線の遮りが減り、部屋がスッキリと見えます。また、ひじ掛けは高さがないものや、ひじ掛け自体がないものを選ぶと視線を遮らず、部屋に開放感を与えやすくなります。

■ 脚は目立たないものを
脚はアイアンなど、細いデザインの方が軽やかな印象になり、圧迫感の軽減につながります。

■ L型の場合
L型の場合、カウチ＋2人掛けソファにすると、背もたれ部分の面積を抑えられるので圧迫感が軽減されます。また、カウチ部分をリビングとダイニングの境目側に置くと、空間を緩やかに分ける役割も果たします。

【 I型ソファを置く】
ソファは置きたい。でも部屋は少しでも広く見せたい。そんな時は、L型よりもI型ソファがおすすめです。ソファの背面に通路を設ける必要がある間取りの場合も、I型の方がすっきり見える傾向があります。I型ソファは、どの向きに配置するかで部屋の印象が大きく変わります。

■ 入口から見た時に面積が少なくなる方向に配置する
部屋の間取りに合わせて、視界の遮りが少ない位置にソファを置くことがポイントです。
部屋は入口を入った直後の印象が最も頭に残りやすいため、入口を起点に考え、そこから見えるソファの面積を計算します。
ソファは、横幅が見えるよりも奥行き側が見える方が面積が小さく見え、部屋が広く感じられます。そのため、縦長の間取りの場合は、長手方向に平行に配置するのがおすすめです。

■ 背面に通路が必要な場合
背もたれが低いソファを選ぶと視線を遮らず、部屋を広く見せることができます。ただし、部屋のインテリア性を重視すると、座り心地が二の次になってしまうことがあります。そのような時に役立つのがクッションです。

クッションの利点

・自分の好きな位置に配置できる。
・硬さや厚みを自分好みに調整できる。
・カバーを変えることで部屋の雰囲気を簡単に変えられる。

クッションは、座り心地を向上させるだけでなく、部屋全体のインテリア性を高めるアイテムとしても優秀です。

【ソファを置かない】
最近では、LDK（リビング・ダイニング・キッチン）がコンパクト化していることや、物を持たないシンプルな生活を目指す方が増えているため、ソファを置かないご家庭が増えています。特に小さなお子様がいるご家庭では、子どもがカーペットに座って遊ぶ、走り回るなどの理由から、ソファがない方が生活しやすいと感じる方も多いようです。

■ ソファを置かないメリット
・掃除がしやすい
ソファがないと部屋の隅々まで掃除がしやすくなります。
・部屋が広く感じられる
2人掛けソファはおよそ1畳程度のスペースを必要とします。そのスペースが空くことで、部屋が広く感じられます。

■ ソファを置かないデメリット
一方で、ソファがない生活には以下のようなデメリットを感じる方もいます。
・床で過ごすのは疲れる
長時間床でゴロゴロするのは意外と疲れることがあります。
・来客時の座る場所に困る
急な来客時に、座る場所をどこに用意すればよいか迷う場合があります。

■ ソファ代わりのアイデア
2階以上の掃き出し窓では、室内への浸水を防ぐために120mm以上の「立ち上がり」を設けることが法律で定められています。しかし、この「立ち上がり」はバルコニーへの出入りの際に跨ぐ必要があり、不便に感じることもあります。そこで、この120mmの高さを利用して「ウィンドウベンチ」を設置するのはいかがでしょうか。

ウィンドウベンチのメリット
・バルコニーへの出入りが楽になる。
・ベンチとしても活用できるため、一石二鳥。
ウィンドウベンチは台座としても機能し、空間を有効活用できる便利なアイデアです。