土地パターン別
間取りIDEA_111
2階リビングは昨今主流 メリットデメリット
敷地面積
90.11㎡
間口
5.40m
4LDK
建築面積
延床面積 120.28㎡
1F 42.52㎡ 2F 38.88㎡ 3F 38.88㎡
2階リビングってどんな感じ?
昨今、敷地条件や周辺環境により2階リビングという住まいが増えてきています。
リビングは食事をしたり、家族団らんの場所ですので、家づくりをする際はどこに配置するのかとても気を使いますね。最近増えているという2階リビングが気になる方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は2階リビングの特徴をご紹介します。
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● 2階リビングのメリット
〇 日光が入りやすい
2階リビングは日当たりが良くなり開放感がある空間になります。また、1階リビングと比べると眺望がよくなることが多いです。
〇 プライバシーを保てる
1階リビングの場合、前面道路を行きかう人や近隣からの視線が気になりますが、2階にリビングを持ってくるとプライバシーの確保がしやすくなります。また、道路側にバルコニーを設けると室内までの距離が取れるので外から見えにくくなります。
〇 屋根の形状を利用して広々空間に
2階建ての場合、2階にリビングを持ってくると勾配天井など屋根の形状を利用しておしゃれな空間づくりが出来ます。天井が高くなると大きな窓を付ける事ができ、風通しがよく、お日様が降り注ぐ心地よい空間になります。
〇 耐震性能・床上浸水への対応がしやすい
リビングを開放的な空間にしようとすると柱や壁を立てづらくなります。2階リビングであれば、1階に居室を配置することになり、壁や柱を多く配置できるので耐震性能が高まります。
また、2階にリビング、バスルーム、洗面室がある場合は、1階が床上浸水した場合でも生活をすることは可能です。
● 2階リビングで気を付ける事
〇 暑さ対策
1階に比べ2階の方が熱くなりますので、断熱性能をしっかり整える必要があります。また、夏場の暑さ対策として風通しのよくなる窓プランやひさしを付けるなどの配慮が必要です。
〇 水回り・家事動線
階段の上り下りが多いと作業するのが億劫になってしまいがちです。水回りや家事動線は行ったり来たりする階数が減るように同じ階にまとめる、あるいはなるべくコンパクトにまとめるようにしましょう。
〇 玄関の様子
2階リビングにいると玄関の様子が見えづらくなります。家族の外出時に声をかけづらくなる為、玄関前を吹抜けにしたり、玄関からリビングまでの空間には扉を付けないなど工夫をするとよいですよ。
今回ご紹介の間取りは、3階建てで2階にリビングがある家です。
1階に居室2部屋とバスルームなどの水回りがあり、間仕切り、柱が十分に配置できているので耐震面の対策がしっかりなされています。そして2階は開放感がある20帖のLDKになっています。道路側にはバルコニーが設けられておりプライバシーの確保がしやすい環境になっています。また、3階があるので2階に熱気がこもりにくくなっています。
人気エリアや駅近物件などで多くみられる3階建てですが、3階建てでは特に2階リビングにするメリットが得られる傾向にあります。
ぜひ参考になさってください♪