土地パターン別
間取りIDEA_116
旗竿地 ランドリールーム活用法
敷地面積
72.29㎡
間口
6.3m
3LDK+S
建築面積
延床面積 99.36㎡
1F 31.32㎡ 2F 34.02㎡ 2F 34.02㎡
旗竿地に建つ家
旗竿地とは、前面道路に接している部分が狭く、建物が建つ部分まで細い敷地が伸びており、上から見た形が旗のように見える敷地のことです。都市部の住宅密集地でよく見かける土地です。
整形地ではないので、敬遠される方もいたっしゃるかもしれませんが、建物が建つスペースは正方形や長方形の敷地になっていることが多く、整形地よりも土地価格が安い傾向にあるので、考え方によっては魅力的な物件と言えます。
今回はそんな旗竿地の魅力をご紹介します。
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● 旗竿地の魅力とは?
旗竿地では、前面道路から建物の建つ敷地までの細い敷地を駐車スペースとして使用することが一般的です。
■ 静かでプライバシーが保ちやすい
少し奥まった位置に建物が建っているので、前面道路を行きかう人の視線や車の騒音などが聞こえづらくなり、プライバシーが保て、静かで落ち着いた暮らしが出来ます。
■ 外壁費用が節約できる
周りが住宅で囲まれているので、外壁を建てる必要がないのでその分の費用が節約できます。
■ 固定資産税を抑えることが出来る
冒頭でも触れましたが、整形地よりも土地価格が安い傾向にあるので、整形地を購入するよりも固定資産税を抑えることが出来ます。
■ 子供が安全にすごせる
全面道路まで距離がありますので、小さなお子様が飛び出す心配がなくなります。また、細い敷地を遊び場に出来るので、目の届く範囲で子供を遊ばせることが出来て安心です。
● 旗竿地で家を建てる際に気を付ける事
■ 採光・通風・プライバシーの確保に工夫が必要
旗竿地は周囲を住宅に囲まれているので、採光・通風・プライバシーに配慮した家づくりが大切になります。
採光をより取り入れるのならば、1階よりも2階にLDKを持ってきた方が光が入りやすく快適なLDKを作ることが出来ます。
洗濯を干すときは、季節によってはお日様の光が入りづらく乾きにくかったり、視線が気になる可能性があります。
そんな時は、ランドリールームがお勧めです。
ランドリールームは脱衣場と兼用することで、1~2畳ほどの小スペースでも作ることが出来ます。天気や時間を気にせず干すことができ、室内に干すのでプライバシーも確保できます。
■ 音に配慮した設計
旗部分の土地があまり広くない場合には、敷地いっぱいに住宅を建てることになります。周囲の家との距離が近くなりますので、生活音に配慮しなければなりません。
特に小さなお子様がいる場合は、足音や騒ぎ声でトラブルがならないように気を配る必要があります。
今回ご紹介の間取りは、旗部分の敷地が正方形に近く、周囲を住宅に囲まれた旗竿地に建つ家です。
1階には、洗面脱衣所と別でランドリールームがあり、洗濯をして、その場で干せ、取り込んだらすぐにたためるという家事がしやすい間取りになっています。2階にLDKを持ってくることで光が入りやすく明るいLDKになっています。
旗竿地に興味がある方はぜひご参考になさってください♪