土地パターン別
間取りIDEA_117
スタディーコーナーの活用
敷地面積
56.82㎡
間口
7.65m
3LDK
建築面積
延床面積 119.60㎡
1F 42.64㎡ 2F 40.91㎡ 3F 36.05㎡
スタディーコーナーがある家
スタディーコーナーとは、個室ではなくリビングなどの一部に勉強が出来るスペースを設けることです。
名前の通り子供の勉強をするスペースとして活用するほか、リモートワークや家事スペースとしても使え、個室ではないので家族の気配を感じつつ、集中が出来る便利なスペースです。
スタディーコーナーは家族の生活スタイルや住まいの構造に合わせて柔軟に設計できるため、効果的に活用することができます。
今回は、そんなスタディーコーナーの魅力をご紹介します。
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● スタディーコーナーの魅力
■ スペースがなくても作れる
スタディーコーナーは完全な個室ではないので、小スペースでも作ることが出来ます。
個室とは違い、周囲を壁で囲わずに作るので圧迫感がなく、狭小住宅でも取り入れやすいスペースです。
■ 家族の気配が感じられる
完全な個室ではないので、家事をしながら子供の様子を見守りことが出来ます。
子供は宿題で分からないことがあればすぐに親に声をかけることが出来ますし、親子でお互いに声をかけあい、会話をすることができ、家族間のコミュニケーションがしやすいスペースです。
■ 作業がスムーズ
宿題はもちろん、リモートワークやアイロン掛けなど作業をする際は、まず道具を出さなければいけません。
リビングでそうした作業をする際はダイニングテーブルを使用してもよいですが、ダイニングテーブルだと食事の時間や来客時にはいちいち片付けなければならず、作業が中断してしまいます。
スタディーコーナーがあると、作業に必要なものをまとめて置いておけ、作業がすぐにスタートでき、食事の時間や休憩時に片づける必要がないので作業がスムーズに進められます。
● スタディーコーナーを作る際のポイント
■ コンセント計画を忘れずに
スタディーコーナーでは、照明器具や電動鉛筆削り、パソコンの電源などコンセントが沢山必要になることがあります。
また、テーブルよりも高い位置にコンセントがないと、コードが垂れ下がり、掃除がしにくかったり作業の邪魔になることがあります。
新築やリフォームでスタディーコーナーを作る際は、コンセントの数や位置をしっかり計画しましょう。
■ 部屋を圧迫しない作りにする
キッチンカウンターの脇や、スケルトン階段の下など、デッドスペースを有効活用してスタディーコーナーを配置すると、部屋全体を圧迫せずに作り上げることができます。
今回ご紹介する家は、約17坪の3階建て。2階リビングの脇にスタディーコーナーがあります。
圧迫感が出ない格子で空間を区切り、ほどよいおこもり間がある空間になっています。
親の目の届く範囲で子供が勉強できるので安心感があり、ダイニングキッチンで家事をしながら会話やしやすくなるように工夫されています。
スタディーコーナーに興味のある方は、ぜひご参考に♪