土地パターン別
間取りIDEA_118
ルーフバルコニーがある家
敷地面積
90.08㎡
間口
4.50m
3LDK
建築面積
延床面積 102.46㎡
1F 44.55㎡ 2F 51.84㎡ PH階 6.07㎡
小さな敷地でも開放感を!ルーフバルコニーの魅力
都市部の戸建ては、敷地がコンパクトで広い庭を取ることが難しい傾向にあります。
そんな時にお勧めなのがルーフバルコニーです。
ルーフバルコニーとは、屋根の一部を利用して設置するバルコニーのことです。
(バルコニーとよく比較されるのがベランダですが、違いはベランダは屋根があるのに対し、バルコニーは屋根がありません。)
ルーフバルコニーは、建物の上部に空間があり、大きな敷地を必要としないので、特に狭小住宅にお勧めの場所と言えます。
そんなルーフバルコニーの魅力をご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
● ルーフバルコニーの魅力
● 開放感が味わえる
ルーフバルコニーは、一般のバルコニーに比べ広いスペースを取ることができ、屋根の一部を利用して作るので、日当たりが良く、家にいながら屋外へ出たかのような開放感が味わえます。
● プライバシーを確保しやすい
屋根を利用しているので、前面道路や近隣の家から見えにくくプライバシーが保てます。洗濯物を干す際には安心感があります。
● 使い方は色々
子供やペットの遊び場、DIY、ガーデニングなど色々な使い方が出来ます。
レジャーシートを広げたり、テーブルやイスを置くと、家にいながらキャンプやピクニック気分が味わえます。
● ルーフバルコニーを作る際の注意点
● 防水処理やメンテナンスを怠らない
ルーフバルコニーは屋根の一部を利用して設置しており、雨が降ると水が溜まりやすくなりますので、防水処理をしっかり施す必要があります。
また、経年劣化による雨漏りが起こると、ルーフバルコニー以外にも被害が及びますので、定期点検を怠らず、劣化が見られた場合は早めの処置を行いましょう。
● 近隣への配慮
戸建てはマンションほどルーフバルコニーの使用制限はありませんが、ルーフバルコニーでBBQをしたり子供を遊ばせる場合は、臭いや音には気を付ける必要があります。
臭いや音が近隣の家へ影響を及ぼさないように、壁を高くするなど配慮が必要です。
● 断熱性能
ルーフバルコニーは平らになっており、下の階へ熱が伝わりやすくなります。
下の階へ影響が出ないように断熱性能を高める施工が必要です。
● コンセントや水栓をつける
せっかくの広い空間です。存分に楽しめるように、コンセントや水栓の計画を忘れずに!
今回ご紹介する間取りは、3階部分に南向きで8帖の広々としたルーフバルコニーがあります。2階にLDKと水回りがあるので、ルーフバルコニーへの行き来がしやすく、洗濯物を干しやすい導線になっています。周囲からの視線が気にならず、ゆったりとした開放感を味わえる間取りとなっています。
広い庭が欲しいけど大きな土地は予算的に難しい、プライバシーを守りつつ開けた空間が欲しい、といった方はぜひ参考になさってください。