土地パターン別
間取りIDEA_99
収納と階段の配置 狭小地の工夫
敷地面積
55.99㎡
間口
3.8m
3LDK
建築面積
延床面積 95.66㎡
1F 28.69㎡ 2F 36.22㎡ 3F 30.75㎡
収納と階段の配置 狭小地の工夫
今回ご紹介するのは、16坪の狭小地に建っている家。
都心部の人気エリアは、一坪あたりの坪単価が高くなるため、コンパクトな土地で家を建てる狭小住宅は珍しくありません。ですが、狭小住宅では「十分な部屋数や収納は取れるの?」「やっぱり窮屈感がでてしまうのでは・・・」など疑問や不安を感じているかもしれません。
コチラの間取りは、そうした狭小住宅のイメージを全く感じさせない、ゆとりある間取りになっています。
閉塞感を感じさせず、快適な間取りにするにはどんな工夫が出来るのかご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
● 狭小地で閉塞感を感じさせない間取りの工夫・ポイント!
生活導線や階段の配置を意識する
狭小地では、広さを確保するために三階建てになることが多いですが、階段の登り降りを考えると、なるべく水回りを集めるて家事がしやすい導線づくりをすることが大切です。老後のことを考えると、2階までに水回りや寝室などの良く使用する部屋を配置することをお勧めします。
また、階段は閉塞感を感じさせないように、視界や光を遮らない位置に配置するなど工夫が必要です。蹴込み板がなく軽やかな印象になるスケルトン階段を取り入れるのもお勧めです。
空いたスペースを上手に使って収納を確保する
暮らしていくと増えていくもの。家を建てるなら、そうしたこまごましたものを上手に収納して、部屋を出来るだけ広く使えるようにしたいところです。
階段下部分、廊下、壁の上部などデッドスペースになりがちな部分を上手に活用して、収納スペースを作りましょう。
バルコニーと部屋に一体感をだす
狭小地では、住宅が密集していることが多く、採光やプライバシーの確保が重要になります。バルコニーを広めに取ると、窓までの距離が遠くなり、外からの視線を遮りながら光を部屋に取り込みやすくなります。また、バルコニーの床の高さや素材を工夫することで、部屋との一体感が出て空間が広がります。
今回ご紹介の間取りは、閉塞感が出ないように、バルコニーから入る光を遮ることがない位置に階段を配置し、階段下を上手に活用して、豊富な収納を確保しています。また、LDKは18畳と十分な広さになっており、細長い敷地を活かして、キッチン横にダイニングテーブルを配置した家事がしやすい導線になっています。そして、各階にある広めのバルコニーが、部屋との一体感を作り、開放感がある空間になっています。
狭小地も候補として考えている、
狭小地でどこまで希望を叶えられるか気になっている、
といった方はぜひご参考に♪