セカンドリビングを実現する間取りアイデア
敷地面積
100.04㎡
間口
5.8m
3LDK + S
建築面積 55.08㎡
延床面積 103.96㎡
(1階床面積 /53.05㎡・2階床面積/50.91㎡)
セカンドリビングを実現する間取りアイデア
最近はひとつなぎの広いLDKスタイルが主流ですが、令和時代のライフスタイルにピッタリなじむ2Fのセカンドリビングの間取りのご紹介です。
アフターコロナで、生活様式が変わった今、家族のプライベートスペース確保に悩んでいる方も少なくありません。
こちらの間取りは、通り道の「廊下」という概念を捨て、バルコニーへと続くスペースをリビングとして捉え、1階のリビング階段から2階へ上がってすぐに第2のリビングを設置しました。
ひとつの家に2つのリビングをつくるのはハードルが高いイメージがあったのではないでしょうか?
廊下という人が通るだけの空間を部屋のような空間にすることで、各居室を狭くすることなく2つのリビングを可能にしました。
リビングが2つあるとこんないいことあります。
・仕事をする場所を気分によって選べる
開放的で明るい空間でゆったり仕事がしたい時には、広々ダイニングを臨時ワークスペースに。
セカンドリビングがあるので、子どもたちにはそちらで遊んでもらいます!
仕事に集中したい時は、セカンドリビングで。
・音量を気にせず映画鑑賞ができる
家族それぞれのやりたいことって意外と違う。音量の大きい映画や音楽鑑賞を存分に楽しみたい!けど気をつかってしまいますよね。そんな時は、セカンドリビングで。比較的開放的な空間で、集中しながら観賞できます。
そんないいコトだらけのセカンドリビングのある間取りですが、つくるなら気をつけて欲しいことも。
・目的や用途をある程度は明確化しておく
セカンドリビングをつくる場合、ふたつのリビングそれぞれの使い方や過ごし方をなんとなくは決めておくことが大切。
「作ったけど使わなくなってしまった」ではもったいない!
間取りを考えるときに「何に使う部屋なのか」をある程度明確化しておくと広さや開口の付け方も工夫ができます。
・動線や位置関係
メインリビングやほかの部屋との位置関係やつながり、全体の動線もしっかり考えるべきポイント。
用途と位置関係がちぐはぐだとせっかくのセカンドリビングが使いにくく、暮らしにくい家になってしまいます。
ちょっと贅沢なイメージのあるセカンドリビングですが、間取りを工夫すれば十分実現可能です。
家族全員が素敵なおうち時間を過ごせるセカンドリビング、オススメです。