土地パターン別
間取りIDEA_87
家事ラクが叶う♪家事動線のよい間取り
敷地面積
92.39㎡
間口
14.64m
4LDK
建築面積
延床面積 106.39㎡
(1階床面積 /52.25㎡・2階床面積/54.14㎡)
家事ラクが叶う♪家事動線のよい間取り
家づくりにおいて、約2割の人が新築購入後に不満を持っているって知っていますか?中でも、家事動線に対する不満が一番多いのが現状です。
せっかく建てる夢のマイホーム。後から『こうしておけばよかった…』といった後悔や不満ゼロのために、家事ラクを叶える家事動線の良い間取りアイデアをご紹介します。
家事動線とは
家事動線とは、調理・洗濯・掃除といった家事を行うための動線(通路)です。具体的には、
■キッチン
キッチン→調理→食事→片付け
■洗濯
洗濯→洗濯物干し→取り込み→収納
これプラス、掃除や子供に関することが加わります。こういった家事に関する人の動きを追ったものを家事動線といいます。
家事動線の良い間取りとは
家事動線の良い間取りとは、
■家事を行うための移動距離が短い
■無駄な動きをせずに家事がスムーズに行える
シンプルな間取りのことです。
例えば、キッチンから2歩の場所に洗面所があって、洗面所の向こう側にバルコニーがあったら、サクッと洗濯物が干せ取り込みも楽。『キッチン→洗面所→洗濯干し場』の移動がスムーズに行えます。
キッチンの横に水回りをまとめることでLDKが広くとれ、入浴中の子どもの様子が確認できたり、洗濯機の終わった音が聞こえるのですぐに干せるといったメリットがあります。
脱衣所にランドリールームがあれば、洗濯作業が一ヵ所でまとめて行え効率的。洗濯機を回し終わったらその場で干せるから移動しなくていいし、取り込まなくてもいいから楽です。
乾いたらその場で畳んで、タオルやパジャマはそのまま脱衣所の棚に収納すればOK。ランドリールームは、洗濯に関する動きが1ヵ所で完結できる家事楽が叶う魔法の部屋です。
家事動線の悪い間取りとは
逆に、家事動線の悪い間取りとは、
■同じ所を何往復もする
■移動距離が長い
無駄な動きが多い間取りです。
例えば、洗濯機のある洗面所が1階で物干し場は2階。洗濯物をしまう場所は3階だったら…何度も階段を上り下りしなければいけません。
その他にも、キッチンとお風呂、洗面所が離れていると、家事をしながら子供をお風呂に入れるのに家中を行き来しなければならず負担が増大です。
こういった間取りは、家事動線の悪い間取りです。
365日、毎日こんな生活をしていたらパパとママの頭に角が生えても仕方ないかも。
家事を少しでもラクにするには
家事を少しでもラクにするには、
■家事用スペースを設置して物干し場にする
■洗濯物をたたむ場所としまう場所を同じ部屋にする
■キッチン、お風呂、洗面所は集約すると移動距離を短くする
無駄な動きを減らすためには、『キッチン、ランドリー、洗濯物を干す場所』をなるべく近くに配置して、移動時間を短く動きやすくするのがポイントです。
また、1つの部屋に複数の場所から入れる『近道』や、部屋を通路として使う『通り抜け』も、移動ストレスが減って家事効率がグッと上がります。
家族構成や人数、ライフスタイルによって理想的な家事動線は異なるので、家事動線を考える際には、家族みんなが効率よく無駄のない動きで家事ができる動線が重要です。